私が今回のハワイ移住期間中に挑戦したオアフ島のトレイルをまとめました。
未知なるオアフ島の絶景をお求めの方、次の挑戦先を探している方の参考になれば幸いです。
それぞれのトレイルについて、概要と以下の項目を記載しています。
- 距離
- 高低差
- 道の歩きやすさ
- 危険度(滑落、転倒による負傷リスク)
- 日照(日陰のトレイルは、蚊がいる可能性が高い)
- 眺望レベル(★1〜5)(★5が最高)
6の眺望レベルに関しては、個人の主観が大きく含まれます。
気になるトレイルについては、リンク先の記事で写真や詳細を確認したいただいた方が良いかと思います。
この中から私の独断でTOP5を抽出したものはこちらです。
トレイルマップ
はじめに、これから紹介する26のトレイルの場所をポイントしたマップを掲載します。
黄色い枠(South East)にトレイルが集中しているため、黄色枠(South East)のみ拡大版にトレイルをポイントしています。
初級
A. カウェラベイピルボックス
タートルベイリゾートの宿泊客がよく利用するハイキングロード。舗装はされていない。
ピルボックストレイルは通常山や丘の上にあるが、ここに限りほぼ海抜0mに位置している。
- 1kmほど
- ほぼ0m
- 歩きやすい(サンダル可、ベビーカーは非推奨)
- 極めて安全
- 直射日光がきつい
- ★
B. ハナウマベイリッジトレイル(アンテナまで)
片道20分の舗装路という手軽さだが、ココヘッド、ダイヤモンドヘッド、ワイキキの街並み、ハナウマベイ、マカプウ岬までもが見える絶景ポイント。私有地につき違法トレイルだが連日多くの観光客で賑わっている。
- 往復3kmほど
- 200mほど
- とても歩きやすい(ベビーカー可)
- 極めて安全
- 直射日光が地獄
- ★★★★
C. カイウィ・ショアライントレイル
秘境のような入江のビーチ「アランデイビスビーチ」のあるトレイル。乳児や幼児を含む子連れにもおすすめ。少し道をそれればパワースポット「ペレの椅子」にもいける。
- 片道2kmほど(道の選び方次第)
- 50mほど
- 歩きやすい(サンダル可、ベビーカー不可)
- 極めて安全
- 直射日光が若干きつい
- ★★
初中級
D. ダイヤモンドヘッド
ワイキキからもっとも近いハイキングで、ワイキキの街並みを一望できる。入場に1ドルかかる。連日多くの観光客で賑わっている。
- 往復3kmほど
- 138m
- 歩きやすい
- 安全
- 直射日光が若干きつい
- ★★★
E. マカプウライトハウストレイル
オアフ島の東の岬なので、晴れていればマウイ島、ラナイ島、モロカイ島が見える。
冬の時期には運が良ければクジラもみることができる。舗装路なためベビーカー可。
- 往復4kmほど
- 154m
- とても歩きやすい(ベビーカー可)
- 極めて安全
- 直射日光が地獄
- ★★★
F. プウ・マエリエリ・ピルボックストレイル
カネオヘのサンドバー(海の中の浅い部分で水色が綺麗)が一望できるピルボックストレイル。
- 往復3.4km
- 159m
- 未舗装だが歩きやすい
- 安全
- 日陰
- ★★★
G. マノアフォールズトレイル(マノアの滝)
- 往復2.7km
- 193m
- 後半はぬかるみがあり、歩きにくい
- ぬかるみによる転倒リスクあり
- 日陰
- ★★
H. エフカイピルボックストレイル
ラニカイピルボックスよりスケールは大きいものの、日陰で斜面もそこまで急ではないため、難易度はラニカイと同程度。
ピースマークが描かれたピルボックスを見に、観光客が訪れる。
- 往復3.4km
- 213m
- 歩きにくい
- 転倒リスクあり
- 日陰
- ★★★
I. ラニカイピルボックス(=カイワリッジ)
距離が短く、短時間のトレイルでラニカイビーチの絶景を見ることができるため、観光客に大人気のトレイル。
急勾配の岩場があるため、転倒のリスクがある。
- 2.0km
- 198m
- 歩きにくい
- 転倒リスクあり
- 直射日光が地獄
- ★★★
中級
J. ピンクピルボックストレイル(=マイリピルボックス)
インスタ映えするピンクのピルボックスがあるため観光客にも人気が出てきているピルボックストレイル。オアフ島西海岸にある。
滑落リスクのある箇所が数カ所ある。
- 往復2.6km
- 207m
- 歩きにくい
- 滑落リスクあり
- 直射日光がつらい
- ★★★★
K. ルルマフトレイル(ルルマフ滝)
ぬかるんだ道や川の中、川の上の石を歩くため濡れる覚悟で行くと気楽。
道がわかりづらい部分がある。
- 往復2.7km
- 317m
- とても歩きにくい
- 転倒リスクが高い
- 日陰
- ★★
L. ペレの椅子→マカプウライトハウストレイル
人気のスポットを直線的に繋ぐトレイル。
急な斜面を登り尾根を渡ることで、ペレの椅子からライトハウストレイルに直行できる。
オアフ島東の海を眺めながら風を浴びて歩く尾根道は気分爽快!
- 往復2.6km
- およそ100m
- 歩きにくい
- 滑落リスクあり
- 直射日光がつらい
- ★★★
M. ジャドトレイル
幅10mほどの川を渡る必要があり、若干のぬかるみがある。竹林を散歩をしたい場合ここが良い。
- 1.6km
- 48m
- 歩きにくい
- 転倒リスクあり
- 日陰
- ★
N. パウオアフラッツ
こちらも美しい竹林がある。コオラウ山脈、マノア、ヌウアヌの中間地点に位置しているため、複数のトレイルを経由しないとここへは来れない。パウオアフラッツベンチからはパリハイウェイを見下ろせたり、コオラウ山脈の裏側(ホノルル側)が一望できたりする。
- 往復5.5km(ルート選択にもよる)
- 215m
- 歩きにくい
- 転倒リスクあり
- 日陰
- ★★★
中上級
O. タンタラスの丘展望台
観光地としても有名なタンタラスの丘展望台へトレイルで行くルート。
道がわかりづらい部分があり、距離も若干あるものの、歩いて展望台へ到達した時の達成感は大きい。
- 往復約5.0km
- およそ220m
- 歩きにくい
- 転倒リスクあり
- 日陰
- ★★★★
P. カアアワピルボックストレイル
急斜面を登る必要があり、雨が振りやすい場所なため、ぬかるみがある可能性も高い。
カアアワの海を一望できる他、ハワイ国旗の立った山頂へも行くことができる。
- 往復約1.0km
- およそ150m
- 手を使う必要あり
- 滑落リスクあり
- 日陰
- ★★★★
Q. アッパーマクアケーブ
個人的にはオアフ島No1の絶景はここ。ぜひ詳細記事の写真をみて欲しい。
守られるべき美しさと神聖さがあるため、立ち入り禁止エリアになっている。
距離、高低差はないが、道のわかりづらさとクライミングに近しい急斜面なためハードに分類されている。
- 往復1.0km
- 120m
- 手を使う必要あり
- 滑落リスクあり
- 直射日光が若干つらい
- ★★★★★
R. ココヘッド
大人気トレーニング系トレイル。約1000段の線路跡の階段をひたすら登るトレイル。
一段の高さも幅も大きいため、足が疲れるのに加え、直射日光のつらさはオアフ島トレイルNo1。
- 往復2.9km
- 302m
- 歩きやすい
- 転倒リスクあり
- 直射日光が地獄
- ★★★
S. クリオウオウリッジトレイル
コオラウ山脈に登れるトレイルの中で一番お手軽なトレイル。これほどの絶景が見れるにも関わらず、手も使うことなく子どもでも挑戦できる難易度のトレイルはオアフ島でここだけ。
- 往復6.4km
- 495m
- 歩きにくい
- 転倒リスクあり
- 主に日陰
- ★★★★
T. ジャドトレイルマウンテンビュー
M. ジャドトレイルの別ルート。急斜面の尾根を登るトレイル。
こちらにも美しい竹林があるが、斜面が急で景色を楽しむ余裕はないかもしれない。
- 往復1.9.km
- 264m
- 手を使う必要あり
- 滑落リスクあり
- 日陰
- ★★
上級
U. カヘキリリッジトレイル
P. カアアワピルボックストレイルの先へ進むトレイル。軽いクライミングも必要になる急斜面と、滑落リスクのある尾根道が続くハードトレイル。雨もふりやすい場所なので天気チェックは必須。
- 往復4.5km
- 543m
- 手を使う必要あり
- 滑落リスクあり
- 主に日陰
- ★★★★
V. オロマナトレイル(第2ピークまで)
トレイル通に人気のハードトレイル。序盤の分岐が多く道がわかりづらい。
それなりの急斜面が長距離続いた後に、クライミングが必要になる。
全部で3つのピークがある中で第2ピークまで到達できれば、切り立った第3ピークを背景に写真をとることができる。
- 往復約6.0km
- およそ450m
- 手を使う必要あり
- 滑落リスクあり
- 日陰
- ★★★★
エキスパートオンリー
W. モアナルアバレートレイル→ハイクステアーズ (天国への階段)
立ち入り禁止のトレイルの中でも天国への階段「ハイクステアーズ」の警備は段違いに厳格。
ここは実際に捕まったり、近隣住民とのトラブルも起きていたりするため、登るべきではないでしょう。
しかし、山脈の反対側であるモアナルアバレートレイルから登るのは合法です。
距離は長いものの道中のトレイルも楽しく、最後には多くのハイカーを魅了してやまない天国への階段を望むことができます。ここはゴール時の達成感No1.でした。
- 往復約15.0km
- 804m
- 手を使う必要あり
- 滑落リスクあり
- 直射日光がつらい
- ★★★★★
X. コナフアヌイトレイル
絶壁の山脈「コオラウ山脈」の最高峰「コナフアヌイ」に登るトレイルです。
今回紹介した中で距離は最長ですが、言わずもがな絶景です。
- 往復約12.0km
- およそ800m
- 歩きにくい
- 滑落リスクあり
- 直射日光がつらい
- ★★★★
Y. オロマナスリーピークストレイル
V. オロマナトレイル(第2ピークまで)の完全制覇版です。
第2ピークから第3ピークへの道のりはとても危険で20mほどの岩壁や、幅1mほどの絶壁の道があります。クライミングが必要なエリアも多く、エキスパートオンリーと紹介されるトレイルです。
見える景色は第2ピークまでとそこまで変わりませんが、達成感は大きいです。
- 往復7.1km
- 530m
- 手を使う必要あり
- 滑落リスクが高い
- 日陰
- ★★★★
Z. ピリワレリッジトレイル → K1
コオラウ山脈の最高峰「コナフアヌイ」に直上するトレイル。
急斜面、クライミングエリアが続く中、尾根道の幅は狭いため、滑落リスクが大きい。
ほぼ挑戦者がいないため植物が茂っており、ナタがないと進めない可能性がある。
- 往復約4.0km
- およそ750m
- 手を使う必要あり
- 滑落リスクが高い
- 主に日陰
- ★★★★