クアロアからカイルアまでを一望できるピリワレリッジトレイル

すべて

先日、この記事の通りパリハイウェイからヌウアヌパリ展望台を目指してトレイルをしてきました。

しかし、道を間違えた結果歩くことになったのが、この「ピリワレリッジ(Piliwale ridge)」トレイルでした。

間違いはしたものの、このトレイルからの眺めは絶景で左はクアロア、右はカイルアまでの海を一望できました。

それでは、ピリワレリッジトレイルを紹介していきます。

ピリワレリッジ(Piliwale ridge)トレイルルート

私が歩いたのは下の地図上の青い道です。

ピリワレリッジトレイルのトレイルロードをマップ上に記したもの

青い道の中でも赤い四角に囲われた部分(マウナウィリトレイルの一部+ピリワレリッジの一部)がピリワレリッジトレイルです。

ピリワレリッジは東西に走るK1への尾根のことですが、ピリワレリッジトレイルはK1までは登らず途中で引き返すルートになります。

このトレイルのみに挑戦する場合は、「start2」と書いてあるところに車を停めてスタートすると良いでしょう。

バスで行く場合は、私と同じように上の方から歩くしかありません。

その場合、パリハイウェイの下をくぐることになりますが、面白い道なのでおすすめです。

トレイル紹介

序盤:マウナウィリトレイル

ピリワレリッジはK1へ続くリッジ(尾根)の名前です。

その尾根のスタートに到達するために、始めはマウナウィリトレイルを歩きます。

この看板がスタート地点から少し歩いた先の分岐点で登場します。

explosive hazard 
Do NOT touch!
と書かれた看板

explosibve hazard、、、

何があったのか知りませんし何に触ってはいけないんでしょうか、、、

進んではいけないような雰囲気ですが、この先に進みます。

少し進むとタンク?が現れます。

大きなさびれた貯水槽から水がしたたり落ちている

これまた不気味です。

このタンクの位置から左を向くとカイルアの海が見えます。

遠くに海が見える

トレイルロードの傾斜はありませんが、もともと標高が高いため、左を向けば常に木の間から海の青色が見えます。

トレイルロードはこんな感じで比較的歩きやすいです。

トレイルロード
幅は狭く植物が茂っているがフラットで比較的歩きやすい

何度か小川を超えたり、木の根があったりするので、転倒には気をつけましょう。

ピリワレリッジに入る分岐点を見逃して通り過ぎてしまった私は、そびえるコオラウ山脈をみることもできました。

そびえるコオラウ山脈

どこを見ても絶壁の見事な山脈です。

分岐点を注意深く探しながら戻っていると、ありました。

ピリワレリッジの入り口
急斜面になっており、道は狭い

急に道は細くなっていますが、たしかにトレイルロードがあります。

この道は植物が生い茂っており、体に枝が刺さったり、ツタが絡まったりしてきます。

植物の生い茂った道

先ほど見たあの絶壁「コオラウ山脈」の最高峰に登っているわけなので、斜面がいきなり急になります。

少し進むとロープが出てきます。

ロープを掴み登る様子

植物を避けながら、急斜面を進んでいるとすぐに息が上がり、汗が出てきました。

後ろを振り返ると、短時間でだいぶ高度が上がっています。

高度が上がってきている

斜面はどんどん急になり、植物の生い茂り具合もどんどん強くなってきます。

ロープの角度もだいぶ急になり、植物が道に覆い被さり進みづらくなってきました。

ロープの角度がかなり急になってきている。
ロープの先は植物に飲み込まれ見えなくなるほど植物が茂っている

この辺りがピリワレリッジトレイルの引き返し地点です。

素晴らしい眺め

右を見ると、下にはパリハイウェイ、奥にはクアロアの山脈と海が見えます。

ピリワレリッジトレイルの終点からの眺め
パリハイウェイが上から見える
奥にはクアロアの山が見える

この高さから見ると、パリハイウェイの車もゆっくりに見えます。

正面にはカイルアの海と町が見えます。

ピリワレリッジトレイルの終点からの眺め
カイルアの町と海が一望できる

そして右を向けば、木で隠れてしまっていますがオロマナの山が見えます。

ピリワレリッジトレイルの終点からの眺め
ラニカイ方面の海が一望できる
オロマナの山も見える

この先の道はエキスパートオンリー

ここから先の道は難易度が急上昇します。

ピリワレリッジのさらに先のK1への道
とても急な岩の尾根が見えている。

軽いロッククライミングのポイントや落ちたら死ぬポイントが続くだけでなく、

登る人が少ないため、崩れやすい岩やすぐに切れるロープ、ここまでとは比にならないほどの植物が待ち受けています。

ピリワレリッジトレイルはここで引き返すルートなので、厳しさを感じた時点で引き返しましょう。

私も頂上まではいけませんでしたが、行けるところまで行ってみました。

過酷すぎるこの先の道については、こちらをご覧ください。

タイトルとURLをコピーしました