今回紹介するトレイルは、ほぼいく人はいないであろうパウオアフラッツトレイルです。
マノアの滝やタンタラスの丘からさらに山奥へ行ってみたいという元気な人向けです。
パウオアフラッツトレイル概要
「パウオアフラッツ」は、タンタラスの丘の後方(山側)に位置しているトレイルロードです。
そのため、パウオアフラッツトレイルを歩くためには、ジャドトレイル、タンタラスの丘やマノアの滝など他のトレイルからスタートし、山奥へ歩いていく必要があります。
このトレイルのゴールはパウオアフラッツベンチと呼ばれる見晴らしの良い山頂で、そこからさらにコオラウ山脈最高峰へと続く「コナフアヌイトレイル」へと進むことができます。
以下の地図の中央にある水色の線が、パウオアフラッツトレイルです。
地図上で右へ続く道がマノアの滝、下へ続く道がタンタラスの丘、左の青や黄色がついたトレイルがジャドトレイルです。
私はジャドトレイルからスタートしパウオアフラッツを経由し、コナフアヌイトレイルへ挑戦するためにこの道を通りました。
難易度
パウオアフラッツだけであれば「フラッツ(平ら)」という名前の通り、高低差はほとんどなく「初級」です。
ただここに到達するまでにそれなりに歩く必要があるため、総合的には「中級」となります。
トイレ
トイレはありません。
パウオアフラッツ体験記
ヌウアヌトレイルからパウオアフラッツに合流すると、トレイルロードに木の板が敷いてあります。
木の根が地面の上を這っているので、この板があるととても歩きやすいです。
少し進むと、竹林が出てきます。
ジャドトレイルほど竹の量は多くありませんが、パウオアフラッツの竹林の道は整備されていて道幅も広くきれいです。
竹林を超えると分岐が現れました。
右に進むと急斜面を降りてマノアの滝へと合流するルートで、左へ進むとゆるやかな斜面を登りながらパウオアフラッツベンチへと進むルートです。
私は左へ進みます。
この辺りは標高が高く雨が降りやすい場所なので、この日は晴れていましたが足元はぬかるんでいます。
歩くことわずか10分ちょっとで頂上のベンチに到着です!
連なる山脈の麓には、ルルマフフォールズトレイルのスタート地点にある大きな池が見えます。
今まで歩いてきた複数のトレイルがすぐ近くにあったり繋がっていたりと、位置関係や高低差が見てとれるのがとても興味深いです。
上を見ると、まだまだここよりも高い山が連なっています。
コナフアヌイトレイルはこの山々を超えていくことになります。
この小さなトンネルをくぐるとそんなコナフアヌイトレイルが始まります。