昨日の計画通り、本日はトレイルでヌウアヌパリ展望台・K1K2を目指しました!
計画はこちらです。
計画内容としては、下の地図の赤い道を進み1st goalであるヌウアヌパリ展望台を目指します。
その後、黄色②を進みコオラウ山脈最高峰「K1」を目指すのがプランでした。
しかし、実際に本日歩くことになったのは青い道でした、、、
はい、道を間違えたようです、、、泣
結果
青い道を見るとわかるように、K1にもヌウアヌパリ展望台にも到達することなく、帰宅することとなってしまいました、、、
体もボロボロ、ズボンは泥だらけ、お尻は破れてこのザマです、、、
今まで幾度のトレイル、ロッククライミング、ジムでのトレーニングにも耐えてきたお気に入りのズボンだったのに、、、泣
何があったのか、今回は概要のみ簡単に紹介し、後日別記事にて
- エキスパートオンリー 進んではいけない過酷すぎるコオラウ山脈最高峰「K1」への道
- 世紀末感全開のハイウェイ下の道
- クアロアからカイルアまでを一望できるピリワレリッジ(Piliwale ridge)トレイル
それぞれスポットをあてて3本だてでご紹介予定です。
道を誤った原因:スマホ通信制限→分岐場所の誤認
私のスマホは通信制限による3G通信となっており、ライン以外は使えない状況でした。(なぜかラインは遅いができる)
そのため、位置情報の確認ができませんでした。(自分の場所とお気に入り登録した旗のみが見え、道などの情報は反映されないため、今回は自分の場所を確認できず、、、)
google検索もできないため、自分の計画の記事や他の人の記事を見ることもできません。
しかし、昨日自分で記事を書いているので、道は頭に入っていると思い込んでいました、、、
「はじめの分岐は左、次の分岐は右」地図の形と合わせて覚えていたつもりでしたが、
右への分岐場所を大きく誤認していました。
ハイウェイをくぐったらすぐが正解なのに、私はハイウェイのもっと先かと思い込んでいました。
その結果、分岐を見逃し直進しているつもりで左の道を選んでいたわけです。
分岐を見逃した後、不幸にも別の分岐が現れたため、そこを右折したことで正しい道を歩いているとより思い込みが深まってしまったのでした、、、(さきほどのマップ画像に道は乗っていませんが、マップを詳細にするとトレイルロードが現れます。)
おかしいと気づくまで
事前情報では距離は3kmなので1時間でつくかと思っていましたが、1時間半歩いても到着しなかったところで、妻に私の位置情報を送ってもらいました。(GPSアプリ)
すると、、、
息子の赤ちゃん時代のブサ可愛い顔をふざけて設定したアイコンが私の位置です。笑
なんかすごいところにいる、、、
このまま南に歩いて帰った方がいいんじゃないかと思うほどに。
しかし、南へぬけるルートは距離が長すぎるので、少し戻ってこの赤い道の「Piliwale ridgeトレイル」を登ることにしました。
赤い道が途中は止まっているけれど、そこで止まらずに突き当たりまで進めばK1に直接いける!
そしてヌウアヌパリ展望台経由で帰ろうとプランを変更したのでした。
この時はまだ、敗退して引き返すことになるとは思ってもいませんでした。
なぜK1まで到達できなかったのか
K1への道は先ほどのマップの密集した等高線を見てわかるように、後半はほぼロッククライミングでした。
それでもトレイルロードとして整備されている尾根ならば全く問題ないのですが、問題は整備されておらず、登った人の形跡は進めば進むほどなくなっていったことでした。
滑落すれば多分死ぬであろう急斜面だというのに、今回は設置してあるロープ切れが1回、落石3回ありました。
安全を第一に、ロープ一本に全てを預けることは絶対にせず、力をかける岩や植物にもいきなり体重を預けることはしないように慎重に登っていたので無事でしたが、少しでも気をぬくとかなり危ないです。
そして撤退を決定せざるを得ない極め付けが植物にからまり身動きができず一歩も進めなくなったことでした。
足だけではなく、体にもツタは絡まり、顔の前にも植物が茂り視界も悪いので、
頂上目前まで来て苦渋の撤退判断をしました。
詳しくは、別記事で紹介しますが、眺めは文句なし!振り返れば常に絶景でした。
この道を引き返すことだけはしたくなかった、、、
急斜面かつ整備されていないこの道を戻ることは、死なないために緊張し続ける必要があるので、いやでした。なので、必死に登り切ろうとしていました。
K1まで到達すれば、12kmあるものの整備がされている「コナフアヌイトレイル」、傾斜は急でも今の道よりはマシと推測される「パリノッチェトレイル」という2つの帰路の選択肢があるのでなんとかなるだろうと思っていました。
K1まで到達すれば、12kmあるものの整備がされている「コナフアヌイトレイル」、傾斜は急でも今の道よりはマシと推測される「パリノッチェトレイル」という2つの帰路の選択肢があるのでなんとかなるだろうと思っていました。
しかし、引き返す一択となったため、一旦落ち着くための長時間の休憩をしました。
そしてひたすら降りること2時間(登りも2時間)、なんとか平和なトレイルロードまで戻ることができました。
1.1マイルしかない道で4時間も苦闘することになるとは、、、完全に予想外でした。
帰宅 保育園のお迎えには間に合わず 初めての妻のお迎え
安全なトレイルロードに戻ってからバス停まで歩いて1時間、その後バスで1時間、ようやく帰宅することができました。
バス停からは本日登ったK1が見えます。
向かって左側の稜線が本日私が登ったラインで、正面手前のラインがヌウアヌパリ展望台からいくルートです。
写真だと見えませんが、ヌウパヌパリ展望台から行く尾根は、ここから見てもしっかりと整備された尾根に見えました。
次は当初の計画通りそちらの道でリベンジします。
久しぶりに極限状態の集中を感じられ、精神的にはかなり成長できたように感じます。(逆境力的な?笑)
帰宅すると、頭痛と足の疲労、落石が当たったスネ、植物たちにつけられた手足の切り傷が同時に痛くなりました。
身体中が痛み、疲労困憊で、土に塗れた匂いのするこの感じは、日本で行っていたロッククライミングの「クラック講習(ワイド編)」の後の満身創痍感とまったく同じ感覚です。笑
しっかりロープつけて、クライミングに行きたいと思いました。
保育園の迎えには間に合わなかったので、妻に保育園のお迎えをお願いしました。
オアフ島生活7ヶ月にして、妻が保育園へ送迎へ行ったのは今回が初めてでした。笑