毎週のようにオアフ島の秘境を探して島巡りをしていると、月に一度くらいの頻度で頭のない、ヤシの木に遭遇してきました。
これはワイアナエ(西海岸)で初めてヘッドレスヤシの木に遭遇したときの写真です。
一本だけ葉がなく、ヤシの木というより、長い棒になっています。
こちらはカネオヘで遭遇した2本目のヘッドレスです。
なぜか娘はこのヘッドレスヤシの木を見つけると、一緒に写真を撮りたがります。笑
その後もクリオウオウの住宅地や、ワイキキビーチなど、様々な場所で稀にヘッドレスヤシの木に遭遇してきました。
変なヤシの木だと気になっていたので、今回少し調べてみました。
ヘッドレス誕生の瞬間
先日、ついにヘッドレスヤシの木が誕生する瞬間を見つけました。
これです。
場所はフォート・デルッシービーチです。
前日の夜からこの日の朝にかけてものすごい強風が吹いていたので、その風で葉が根元から折れて落ちたものと思われます。
このヤシの木の下には、葉がものすごく根元から折れて落ちていました。
とても大きく、持ち上げられないほど重いです。
原因は寿命
少し調べてみると、ヤシの木にも寿命があることがわかりました。
寿命を迎えたヤシの木は、強風で倒木したり、葉が落ちたりするそうです。
ヘッドレスとなったヤシの木はおそらく寿命ということなのでしょう。
個体差はありますが、ヤシの木は何十年、何百年と生きるそうで、60年で伐採された事例や150年行きている事例は出てきました。
カハナモクビーチに、根元から伐採されているヤシの木がありましたが、
これも寿命が近く倒木の危険があるとして、伐採されたものだと思います。
ちなみに、ヤシの木も新陳代謝をしているので、
葉が枯れて落ちて、また生えてくるというサイクルは寿命ではありません。
今回見つけた強風で葉が全て折れてしまったヤシの木は、おそらくもう寿命なのだと思います。
また今度、経過を見に行ってみようと思います。