タンタラスの丘展望台は、ワイキキからそう遠くなく、車で30分かからずにいくことができます。
ホノルルの夜景を一望できるスポットとして観光客にも人気です。
私たちは行ったことがなかったので行ってみようと思ったのですが、検索しても車で行く情報しか出てきませんでした。
ザ・バスで行くことができるのは、丘の下までで、そこから徒歩1時間は歩かなくてはいけません。
夜景をみるだけのツアーもありますが、大人も子ども18ドルかかるので、
娘と一緒に行くと、36ドルもかかってしまいます。
そこで、徒歩でタンタラスの丘展望台に夜景を見に行ってみることにしました。
徒歩でタンタラス展望台へ行くには
google mapで徒歩で麓のハナハウオリ・スクールからタンタラス展望台への行き方を調べてみました。
すると、車で行く道(右側)ではなく、左側の山道が提示されます。
私たちは16時に家を出て、5番バスで麓まで行き、この道を歩きました。
この徒歩の道がどうなっているのか、行ってみるまでわからなかったのですが、がっつりトレイルでした、、、
3つのトレイルを連続して歩く
先ほどの徒歩で左周りに迂回してタンタラスの丘へ行く道には3つのトレイルが待ち構えています。
- マキキ・アーボリータム・トレイル
- ナアナヘレトレイル(マウナラハトレイル)
- ウアラカアトレイル
マキキ・アーボリータム・トレイル
マキキはこの辺りの地名で、アーボリータムは樹木園という意味のようです。
赤い道を歩いていくと、このようなゲートに突き当たります。
左に行くと、マキキ・アーボリータム・トレイルです。
実は私たちは左に行くとどこに向かうのかわからず、google mapが直進を指示していたので、進入禁止っぽいマークがありましたが直進してしまいました。
数件の家がありましたが、近づいてはいけない雰囲気の看板があり、静かにささっと進みました。
予想ですが、私有地で通行をよしとしない人が住んでいるのだと思います。
次回は左のトレイルで迂回しようと思います。
ナアナヘレトレイル(マウナラハトレイル)
ナアナヘレトレイルというのはこの辺一体のトレイルの総称のようです。
その中でも、今回私たちが歩いた黄色の部分をマウナラハトレイルと言います。
この看板が目印です。
すぐに分岐があり、左にいくと「カニオヘトレイル」、右に行くと「マウナラハトレイル」です。
このトレイルは、とても蒸し暑かったです、、、
私たちがここについたのは17:30ごろですでに日が沈みかけていましたが、急に汗が止まらなくなりました。
地面は少しぬかるんでおり、植物も茂っています。
勾配もやや急でした。
ウアラカアトレイル
この看板とベンチの地点で右に曲がると、ウアラカアトレイルのスタートです。
このあたりからだいぶ暗くなってきてしまい、ウアラカアトレイルを終えたのは18:30になってしまいました。
2度道路にでますが、道路を横断し、またすぐ山に入ります。
後半は頭上をたくさんの植物が覆う中、中腰で歩くような縦に狭い道が続きました。
この頃になると日は沈み、iPhoneの明かりを頼りに、怖い森の中を歩いて行きました、、、
タンタラスの丘展望台は18:45に閉園
トレイルを終え、夜道に出ると、公園の管理人さんが車で通り、18:45にここから先は閉園するから下山するように言われてました、、、
閉園後も夜景が見れる場所があることは知っていたので、その場所を探してすぐに下山を開始しました。
下山時は真っ暗なトレイルロードに引き返すわけには行かないので、先ほど紫色で記した車道を歩いて行きました。
この車道、街灯はなく、わずかな星の明かりしかありません、、、
歩道もないので、車にはねられないよう、iPhoneを光らせてアピールしながら歩き続けました。
ついに到着、、、夜景スポットは展望台の下
結構歩き、先ほどの地図でピンクの丸をつけたところで、夜景スポットを見つけました!
ツアーの車など、多くの車が並び、皆が夜景をみていました。
そこまでの道でも、夜景が見えそうなのですが、高い植物が並んでおり、植物の葉の間からかすかな夜景しか見えませんでした。
スマホをずっと光らせていたからだと思うのですが、写真がピンボケしたりブレたり、何も写っていなかったりと全ての写真が使い物にならない状態でした、、、
が、一枚だけボケが少ない写真があったのがこれです。
この夜景を見た時間が19時で、ここから徒歩で下山するには1時間かかります。
夜に徒歩で下山する術はない
街灯が全然なく真っ暗+歩道のない車道 これを1時間歩くのは怖いです。
車も全然通らないので、はねられる心配はほぼありませんが。
徒歩では夜景を見にいかない方がよいことがわかりました、、、
行くならトレイルを目的として、日中ですね。
それでも帰るしかないですし、あと1時間も歩けば下山完了という距離だったので、頑張って歩きました。
娘はよくトレイルには行って鍛えられていますが、夜は初めてだったので怖かったと思います。
時々抱っこを挟みましたが、真っ暗な中、泣くことなく歩き続けられた娘はすごかったです。
少し歩くと車を止めて、「Are you ok?」と声をかけてくださった優しい夫婦が現れました!
「No, 乗せてくれませんか、、、」と頼みアラモアナセンターまで車で送ってもらいました、、、
カイルアに住んでいるローカルの方でした。
心から感謝します、、、
次回は日中にトレイルでリベンジしようと思います。