ハワイの海で、山で、はたまた町中で写真を撮ったとき、ただありのままを切り取っただけで美しい写真になります。
また、一度ハワイに旅行すると「またハワイの美しい風景を見たい」「ハワイの空気に触れたい」と中毒になる人も多いです。
一体なぜでしょうか。
自然の美しさ
まず第一に、自然に恵まれています。
- 島はサンゴ礁と海に囲まれており、淡い青色の海が広がっている。
- よく晴れて乾燥した天気が続く亜熱帯気候で、青い空が広がりやすい。
- 火山活動で生み出された山脈が島全体に連なっている。
結果、山の上からの景色はもちろん、ビーチから空を見たり、町中から山脈を見ても美しい景色となります。
人工の美しさ
そして第二に、ハワイ州を中心として作られてきた人工的な美しさがあります。
- 観光地や住宅地では建物を密集させず、公園や整えられた芝生、ヤシの木などが散りばめられている。
- 大型のホテルやコンドミニアムを見ても、洗濯物はひとつも見当たらない。
- ワイキキの町を歩いていても、海沿いのバス通りにも、広告看板はひとつとして見当たらない。
これはヒルトンの写真ですが、芝生も植物も丁寧に整えられています。
ホテルはもちろん、町の道路や一般の家でも多くの緑が植えられ、整えられています。
そして、ホテルのラナイ(ベランダ)には洗濯物はひとつも干されてません。
ハワイでは、内陸からでも多くの場所から海を臨むことができます。
ふと外を見た時に多くの家が視界に入りますが、ベランダに洗濯物がないことで綺麗な景色だと感じます。
また、日本の都心の場合、駅や街中でよく見かける広告看板がハワイにはひとつもありません。
自分の店にその店の看板を出したり、車に広告を描くことはできますが、観光地ワイキキですら、広告看板はありません。
これらは日本でいう景観法として、ハワイ州が法で定めているようです。
ワイキキのど真ん中のは高層の建物が多いですが、それでも広告と洗濯物がなく、夕日と海が映るだけで素晴らしい景色になります。
いたって普通の景色の代表として、ワイキキのセブンイレブン前の写真です。
やはり多くの緑が植えられ、広告ではなくウォールアートが描かれています。
多くの人が集まり開発が進んだ観光地でもここまで美しいのは、景観を州が法を用いてまで管理をしてきた結果だと思います。
もちろん、各々が自分の敷地にある植物の手入れをしっかり行ったり、ベランダをきれいにしてクリスマスの装飾をしたりしている結果として、町全体が美しいという理由もあるかと思います。
人々の美しさ
そして第三に、これらの自然の美しさや人工の美しさに癒された人々の多くの人は、知らない人でもすれ違うと笑顔を振りまいてくれたり、挨拶をしてくれます。
ハワイの観光地を歩くことを楽しみにしてきた観光客も幸せそうに町を歩きます。
幸せそうな人は写真で切り取れば美しくなりますし、周りの人も幸せにする連鎖を作ります。
また、ハワイにはロコや日本人だけでなく、アメリカ本土からきた人、中国人、ポリネシアの他の国、アフリカやヨーロッパからきた人など、実に多様な人たちが集まっています。
そして多くの人がその多様性を自然と受け入れ、多くの人が自分らしさを解放しています。
例えば、日本では文化的あまり受け入れられていないタトゥーですが、タトゥー入れた人がとても輝いて見えたりします。誰も怖がったり嫌がったりしません。
他にも、真っ黒に焼けた脂肪だらけのお腹を出していても、それが絵になっていたりします。
ホームレスが多い問題は、すべての美しさを下げていると思うので最優先でなんとかすべきだと思いますけどね、、、