意外と広いワイキキの中には、いくつもビーチがあります。
その中でも私個人的にも、私たち家族の総意としても、「カハナモクビーチ」が1番好き!
という結論にいたったので、ワイキキに観光にきた際のビーチとして、カハナモクビーチをおすすめする理由を紹介しようと思います。
そもそもワイキキビーチとは
ワイキキビーチがいくつかのビーチの総称とは知っていましたが、なんとその数8つでした!
全長は3kmにもなります。
色々調べると、7つと紹介している記事もあったり、ビーチ名が正式名称か愛称かで違ったりすることはありますが、ワイキキビーチの範囲やそれぞれのビーチの特徴に大差はありませんでした。
カハナモクビーチの良さをご紹介する前に、ワイキキビーチについて簡単に説明します。
こちらはgoogle mapのワイキキの航空写真です。
この写真に入りきらなかったのですが、②カイマナビーチの下に、①アウトリガー・カヌークラブ・ビーチというとても小さなビーチがあります。
これら8つのビーチ全ての総称が、「ワイキキビーチ」という訳です。
私たちが好きなカハナモクビーチは一番左の⑧です。
カハナモクビーチとは
正式名称をデューク・カハナモク・ビーチ(Duke Kahanamoku Beach)と言います。
デューク・カハナモクはサーフィンを世に広めたハワイのレジェンドサーファー&オリンピック水泳選手です。
⑤クヒオビーチには、有名なデューク・カハナモク像があります。
このカハナモクビーチはワイキキの中心部からは徒歩20分ほどで少々遠いですが、
ヒルトンハワイアンヴィレッジからは最寄りのビーチです。
カハナモクビーチにはメインの海の他にヒルトンの土地内にあるラグーンも含まれます。
グーグルマップのカハナモクビーチ上にも池のようなものがしっかりと写っていますね。
このように、砂などで海から隔てられた浅い水域をラグーンと言います。
このラグーンはヒルトンの土地にありますが、誰でも利用して大丈夫です。
ちなみに、毎週金曜日のヒルトンの花火はこのラグーンから上がっています。
カハナモクビーチの魅力
私がカハナモクビーチが好きな理由は大きく以下4点です。
- 波が小さい&ラグーンにいけば波がない
- 人が少なく、雰囲気が落ち着いている
- 無防備でも盗難されない
- カメにビーチで会えることがある
波が小さい&ラグーンにいけば波がない
子どもにとって慣れてない海の波って怖いんですよね。
私たちも初めはクヒオビーチに行っていたので、娘は怖がって泣いてしまって、海に入りたがりませんでした。海は砂遊び、水に入るときはプール、だったので毎日プールに行ってましたね。
他の子もせっかくビーチにきたのに怖がって泣いている子ばかりです、、、
でもカハナモクビーチなら大丈夫!
沖はサンゴ礁ですし、岸の方もすぐそこまでサンゴ礁があるので、ビーチまでは波が全然入ってきません。
そんな小さな波でも怖い、小さな子どもでも大丈夫!
ラグーンは全く波がありません。水温は低くて冷たいですが、小さな魚もたくさんいて、水深も浅く、子どもには最高です!
ちなみに、主にワイキキビーチと言うと、
③クイーンズビーチ
④クヒオビーチ
⑤カハロア&ウルコウビーチ
あたりに皆集中して行きますが、この辺りの波はかなり荒いです。
大人でもその衝撃に驚きますし、浮き輪で浮いているとかなり揺れます。
サーファーが岸までサーフィンできるビーチなので、大きな波が途中で消えません。
また、この辺りのビーチでは、流れが強くて波が大きい日には「カレントに注意」という黄色い看板がたちます。
このような日は海に入ることすら危なかったりしますが、
カハナモクビーチはそんな日でもサンゴ礁に守られているため、波が入ってきません
人が少なく、雰囲気が落ち着いている
カハナモクビーチは波が静かなのに加えて、人も圧倒的に少ないです。(③④⑤比)
クヒオビーチだと、ビーチの砂浜が狭かったり、斜面が急な部分が結構あったりします。
カハロア&ウルコウビーチは、各ホテルの色をしたパラソルがぎっしりです。
カハナモクビーチは広くて平らな砂浜がありますし人が少ないので、雰囲気が落ち着いています。
無防備でも盗難されない
これはただの個人的経験かもしれませんが、
サーフィンをする時にサンダルをビーチで脱いで置いていくんですよね。
始めの1ヶ月間はクヒオビーチでサンダルを脱いでいたのですが、3回盗まれました、、、
わかりやすい場所に置いているので、無くしたとも流されたとも考えられません。
色々と対策を講じましたが、3回盗まれてワイキキの街を裸足で歩いて帰りました。泣
一方、カハナモクビーチは、、、
こちらでも1ヶ月ほど、ヒルトンの船着場あたりでサンダルを脱いでサーフィンをしていたのですが、
なんと一度もなくなったことはありません!!
素晴らしい!
カメにビーチで会えることがある
沖でサーフィンをしていると、カメはどこでもよく見るのですが、
カハナモクビーチの場合、ビーチすぐそこまでカメが泳いできます。
シュノーケルがないと、カメが空気を吸いに出てきた瞬間しか見えないのですが、
その数秒見られただけでもなんとも幸福な気分に浸れます。
カハナモクビーチの全米ベストビーチ受賞歴
ここからは、本記事のために色々と調べてわかったことなんですが、、、
やっぱりカハナモクビーチはすごかった!という事実がわかります。
アメリカでは毎年、ドクター・ビーチ(Dr.Beach)ことフロリダ国際大学ステファン・レザーマン教授による「Top 10 US beaches」が発表されています。
この「Top 10 US beaches」では、砂質、水質、水温、騒音、衛生、施設、保安、禁煙など50の評価項目を調査した結果を定量化し、トップ10ビーチを選出しています。
そんな映えあるランキングで、カハナモクビーチは2014年に1位を受賞しています!
2012, 2013年は惜しくも2位に選出されています。
ワイキキビーチでベストビーチに輝いたことがあるビーチは「カハナモクビーチ」のみです!
ちなみに今年2019年のベストビーチに輝いたのはカイルアビーチでした!
えーこの間行ったところじゃんー。知らなかったー。笑
カハナモクビーチも見事5位に選出されています!
ハワイのビーチじゃなくて、全米のランキングですからね。
カハナモクはやっぱりすごかった!
みなさんもぜひ、ワイキキビーチへ行くことがあれば、「カハナモクビーチ」にも行ってみてください!